令和元年度 キャリアゼミ「救助に使えるロープ結索講座」

令和元年度 キャリアゼミ「救助に使えるロープ結索講座」

令和元年11月25日(月)放課後、キャリアゼミ「救助に使えるロープ結索講座」が行われました。講師として東京消防庁 目黒消防署 中目黒出張所 第2小隊の皆さんに来校していただき、救助の際に使用される様々なロープの結び方について学習しました。「本結び」、「巻き結び」、「もやい結び」などの結び方を、一人ひとりロープを使って実践をしました。また、校庭では三連梯子を使って2階にいる人を救助する訓練を見学しました。救助の大変さと同時に一つひとつの動作をしっかりと確認をしながら命を救うために必要な知識と経験を学びました。そして、このキャリアゼミに参加し、レポートを提出して単位を認めます。

 

キャリアゼミの様子
キャリアゼミの様子
キャリアゼミの様子
キャリアゼミの様子
キャリアゼミの様子

生徒の感想

 

「今回ロープワークのキャリアゼミを受けて、災害に対する意識が少し変わったと思います。特に荷物をきつく縛るために使える結び方は、災害の時はもちろんのこと、普段の雑誌や新聞を縛るときにも使えるので、生活面でも役立てる知識を学びました。外の訓練の実演は、普段見ることができないものなので良い経験だったと思います。」

 

「目黒消防署の方に来ていただいて、ロープの結び方について学びました。消防士の方にロープの結び方を教えてもらい絶対にほどけない結び方などを教えてもらってとてもいい経験になりました。災害時の救助の方法を間近で見られてどういうことをしているかも見れてすごく興味深かったです。人命救助を生半可な気持ちでやってはいけないという消防士さんの言葉にすごく心に残りました。」

 

「普段絶対にできないような経験でした。消防士の方々がわざわざ学校に来て下さり、私たちに分かりやすくロープの使い方を教えてくれました。何か大きな災害があった時、命を守る1つの方法としてすごく役に立つと思いました。難しいロープの結び方もあったけど、丁寧な教え方のおかげで全てできるようになりました。とても貴重な経験ができてよかったです。ありがとうございました。」

 

※目黒学院のキャリアゼミについて
目黒学院高等学校では「総合的な学習の時間」において3年間を通じたキャリア教育を実施しています。
キャリアゼミは、日々の教科学習とは異なった視点から物事をとらえる体験を通じて、キャリア発達を促進させるための活動です。
進路選択における自己決定は多様であり、どのようなことがきっかけになるかは分かりません。しかし日々の生活の繰り返しの中で、人生に影響を与えるような刺激的な出会いに遭遇しようとするのはかなり難しいことです。
そこで、キャリアゼミに参加し、新たな刺激を受けることで進路選択のヒントを見つけられるよう、年間を通して様々な講座を開講しています。生徒が自ら希望する講座に登録し受講します。

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