目黒学院 中学校・高等学校一貫コース

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中学3年生 防災学習

2022.09.07

昨年度の東日本大震災研修に続き、今年度は7月~8月の夏期講習期間を利用して、中学3年生の防災学習を行いました。昨年・一昨年とコロナ禍で行うことが出来なかったAEDの使い方や、地震の揺れを実際に体験し、「生き延びる」ための方法を学ぶことを目的に、東京都にある防災館を訪れたり、学校に宿泊して避難所生活を模擬体験したりしました。生徒たちはみな真剣に取り組むことが出来たようです。

7月27日:池袋防災館

池袋防災館では、地震体験、消化器訓練のほかにAEDの操作訓練を行いました。

▼東日本大震災の震度を体験!
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▼しっかりと腰をかがめて発射!
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特にAEDの操作は、大声で周囲の人に協力を求める必要があります。恥ずかしがって声を出せない生徒もいましたが、心肺蘇生の訓練は汗を流しながら頑張っていました。
コロナ禍では人工呼吸をすることが出来ないので、胸骨圧迫を1分間あたり100~120回のテンポで30回続けて行います。
災害が目の前で起こった時に、パニックにならずに冷静に行動出来るようになるといいですね。

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7月28日:そなエリア東京

地震が起きたあとの72時間をどう生き延びるか考える機会になりました。コースを廻りながら必要な行動や、防災グッズの確認をすることが出来ました。
段ボールのパーティションや簡易トイレなど、災害時に必要なものを理解することが出来たようです。また、災害時に新聞紙等で作成できるスリッパや食器を作ることに挑戦していました。

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スリッパは災害時、足下にガラスなどの破片があるので、足を守るために必要なものです。自分の枕元に常に靴かスリッパを置いておくと良いそうです。

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7月29日~30日:校内宿泊研修

災害が起きて学校で宿泊しなければならないときに、自ら行動し、協力し合うかを確認します。災害時に使うものを、校舎内のどこにあるのか確認しながら、実際に使います。また、目黒学院では、登下校の途中で災害に遭った場合、学校が近ければ学校に集まるよう指導しています。目黒区の第二次避難場所にも指定されています。

①避難経路確認
電車で下校中に大地震が起きた想定で、都立大学駅から目黒学院まで徒歩で向かいました。その際、各グループに分かれて、道路に何が設置されているかを確認しながら歩きました。出発してから1時間ほどで全員が学校に戻ってこられました。
お昼ご飯は、非常食を食べました。最近の非常食はとてもおいしくてびっくりです。

②仮設トイレ設置
校庭には、災害時の仮設トイレ用のマンホールが7つほどあります。そのうちの1つを使って、実際に仮設トイレを設置しました。

▼普段置いてある場所を確認!
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▼猛暑の中、いよいよ設置します
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▼みんなで協力しあいましょう!
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※全員が仮設トイレに座りました

③飯ごう炊爨
かまどを設置するところから始まりました。また、上限のある予算の中で食材の買い出しもしました。
火を起こす人、食材を切る人に分かれ作業していました。自分の得意なことを再発見した様子でした。

▼薪割りは楽しそうでした
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▼家庭科室から調理器具を拝借…
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夕飯は定番のカレーとサラダを作りました。釜で炊いたご飯もおいしかったです。

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④避難場所設置
避難所生活では、個人のプライバシーがなくなる可能性もあります。そのため、段ボールのパーティションが設置されるようになりました。今回は、自分たちで段ボールのパーティションをつくって自分の空間を確保しました。限りある段ボールを分け合い、それぞれ考えてつくっていました。

▼床に避難所用の断熱材をひき、毛布を使いました
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⑤暗闇体験
暗い校舎内をまわりました。叫び声や笑い声が、静かな校舎に響き渡りました…。

⑥目黒川の水害対策
目黒川は頻繁に氾濫の起こる川でしたが、調整池を設置したことにより、滅多に氾濫が起こることがなくなりました。都市水害の講義のあと、調整池を散策しました。生徒たちは学校の近くにこんな場所があるとは思ってもみなかったようでした。

最後に、学んだこと、気づいたことを各自振り返りました。「帰宅困難な人の辛さを少しでも知ることができた」(Oさん)、「薪割りにはコツが必要だった」(Kさん)、「段ボールが災害時においてとっても大事な役割があるってことがわかった」(Hさん)、「予算内に買い物が出来なくて残念だった」(Sさん)、「非常食はおいしかったけど、二度と食べないことを願います」(Nさん)など、みなが真剣に取り組み、考えて行動できたと思います。

ご家族と必ず連絡をとってから帰宅になりました。ご協力ありがとうございました。

8月25日:本所防災館

登校日にあわせて中学生は学年ごとに防災館見学がありました。都市水害の体験が出来る本所防災館では、残念ながら暴風雨体験はコロナ禍でやっていませんでしたが、洪水時にドアが水圧で開けにくいことを学びました。地震体験では、中越地震や熊本地震など、揺れの違いを体験しました。消化器訓練・煙体験は池袋防災館のリベンジは出来たでしょうか…。

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防災学習報告会を9月10日~11日に開催される梧林祭(文化祭)で発表する予定です。

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