小さいが大きな体育祭

「赤組ガンバレー！！！」「青組ファイトー！！！」生徒たちの大きな応援の声が駒沢オリンピック公園総合運動場に響き渡っています。

６月４日水曜日、目黒学院中学・高等学校一貫コース第３０回体育祭が実施されました。前日の雨も上がり、絶好の体育祭日和です。

１年生から６年生までを縦割りにし、赤組と青組に分かれ種目ごとに勝敗を決し、総合得点で優勝を決めます。
スローガンは“猪突猛進～！頑張令和(がんばれいわ)！！”です。実行委員の生徒たちが、次の意味を込めて決めました。「令和の時代に生きる私たちこそ、目標に向かって粘り強く突き進もう」。

今年度も、Roll it!(大玉転がし)、目学宅配便リレー、台風の目、竹取物語、ボール送り、騎馬戦や綱引き等々数多くの競技種目が用意されました。生徒たちは、準備段階から真剣に取り組み、本番ではすべての競技に一生懸命力を注ぎ、大声で応援し、情熱的で躍動感あふれる姿を見せてくれました。

中でも体育祭名物「目学ソーラン」は一貫コースの伝統となっております。全生徒がそれぞれ赤色と青色のハッピに身を包みソーラン節を全力で踊ります。勝敗は来場された保護者の投票で決まります。
今年度も生徒たちは放課後一生懸命練習に励みました。両組とも本番でその成果を大いに発揮し完成度の高いソーランを披露できました。
結果は青組の勝ちでした。

一貫コース全体で１３０名程度の小さな体育祭。しかし、保護者の来場率が高く、各家族複数人でいらっしゃるご家庭も多数です。競技種目には、保護者や教員が参加できるものも多く、毎年たくさんの保護者のみなさんに生徒と一緒に汗を流していただいております。生徒と保護者と教員、みんなで作り上げるアットホームな体育祭。規模は小さいが、大きな意義をもつ体育祭です。

令和７年度一貫コース体育祭総合優勝は、僅差でしたが、青組に軍配が上がりました。