2014年度　藝術鑑賞

平成２６年１１月２６日（水）、高入コースはめぐろパーシモンホールで藝術鑑賞会（雅楽師　東儀秀樹）を実施致しました。第一部では平安装束に身を包んだ東儀秀樹氏が客席から笙を演奏しながら厳かに登場し、雅楽と古楽器の解説をして下さいました。趣が変わって第二部は、スタイリッシュな着こなしの東儀氏による雅楽と現代音楽を融合させた見事な演奏でした。「ハナミズキ」や「JUPITER」 GReeeeNの「キセキ」など、日頃耳にする曲を篳篥をはじめとする古楽器でたくさん演奏していただきました。中でも本校の校歌をポップなアレンジで演奏していただき、いつもの校歌との違いに生徒の言葉をかりれば会場は「ノリノリの盛り上がり」となりました。また、演奏の合間にして下さった東儀氏の体験を交えたお話はとてもポジティブな生き様で驚かされるばかりでなく、何事もやるからには本気で物事に取り組む大切さを、生徒はそれぞれ自分たちに置き換え学んだようです。気が付くとあっという間の二時間で、「雅楽」と聞いて参加前にはあまり気乗りがしないという声も聞かれましたが、終わってみればどっぷり東儀節にはまってしまった藝術鑑賞会となりました。

▼楽器の説明