目黒学院 高等学校

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飯舘村を訪れて

2016.11.30

生徒会長の飯舘村訪問記

11月18日7時32分東京駅発 東北新幹線にて私は関口校長先生と共に福島県相馬郡飯舘村に向かいました。私自身東北地方に行くことは初めてで、ましてや震災時テレビで幾度となく壮絶な光景を見ていたあの福島の地に足を踏み入れることには正直緊張していました。9時台には福島に到着。こんなに近くであれほど大変なことが起きたのかと改めて驚かされました。
東京に比べて福島は気温が低く、かなり肌寒くなってきており、今でも不便な生活をされている村民の方々の暮らしや健康管理が心配になりました。
役場では村長の菅野さんが自ら当時の話などを詳しく語ってくださいました。そして話の最後に、この村の放射線量の数値が徐々に下がってきて村の施設が復旧し始め、それに伴い住民も少しずつ戻ってきている反面、被災地以外では3・11の出来事が風化しつつあり、人々の関心が薄れてきているのではないかと危惧されておりました。実際話を伺いながら私自身も同感だと思いました。今年だけでもオリンピックや都知事選、そして豊洲問題などあまりにも目まぐるしく色々な話題がニュースを騒がせ、いつしか3・11の出来事が遠い昔の出来事になっているように感じます。
しかし現実には東日本大震災の復興は終わってはいません。故郷に帰りたくても帰れない人たちは沢山います。どんなことも時間と共に風化していくことは否めませんが、だからこそ新たに情報を発信し続け、色々な形で私たちも関わっていくべきだと今回強く感じました。
東京に戻る新幹線の中で色々考えることがありました。今回学校の代表として飯舘村を訪問したわけですが、たった一日でも現地に出向いたからこそ分かることや感じること、テレビなどを媒体として情報を発信するマスコミからでは伝わってき難いことが本当に沢山ありました。それをただ私一人の経験で終わらせるのではなく、送り出してくれた目黒学院高等学校の人達に飯舘村の方々のメッセージを伝え、更に次の世代の人達にも継承していきたいと切に思いました。まずはこの文章を少しでも多くの方に読んでいただき、思い出すだけではなく新たに3・11を考えてもらえるきっかけになれば幸いです。

目黒学院高等学校 生徒会長

 
※注
目黒学院は、震災以前2010年より福島県飯舘村との相互友好を締結し教育分野での提携・協力を行っていた関係もあり、震災後は毎年校長と生徒会長が現地を訪れ梧林祭(文化祭)での募金・PTA・父母の会のご協力を頂きました義援金を直接お渡ししています。

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